ホーム>>経済>>視点
中国の新エネルギー開発
発信時間: 2007-12-12 | チャイナネット

メタンガスの発展推進

一家の主婦が明るくきれいな台所でメタンガスを燃料にして、一日三度の食事を作る。これは中国の農村で多くみられる光景だ。照明、暖房、風呂の給湯にもメタンガスを使用する地域もある。こうして全国のメタンガス使用世帯は1800万世帯に及び、年間約70億立方メートルのメタンガスが生産されている。

中国資源総合利用協会・再生可能エネルギー専門委員会の朱俊生主任によると、第11次五カ年計画(2006~2010年)期間中、国はメタンガスの発展に向けて25億元を拠出し、メタンガス池建設補助金として、西部地区では1カ所当たり1200元、中部地区では1千元、東部地区では800元を支給している。メタンガス技術は単純なエネルギー利用から、廃棄物処理や生物質の多層的・総合的利用へと発展しており、養殖業や栽培業とも広く結びついて、エコ農業を発展させ、生態保護建設の成果を確実なものにする一つの重要なルートになっている。

     1  2   3   4    


  関連記事
  同コラムの最新記事

· 2007年中国経済の8つのキーワード(4)

· ポールソン米財務長官「中米の経済関係は双方にプラス」

· 呉儀副総理:中・米貿易摩擦、交渉と対話で解決を

· ポスト五輪不況の回避は可能 中国銀行副頭取

· 2007年中国経済の8つのキーワード(3)