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2007年経済回顧
発信時間: 2007-12-29 | チャイナネット

マクロ経済(2)

第二に、需給関係の総量をみると、総量バランスが一層改善された。

これについて国務院発展研究センターの張立群研究員は次のように分析する。需給を全体的にみると、今年は投資と輸出の伸びが比較的安定していた。1~10月に都市部の固定資産投資が前年同期比26.9%上昇し、上昇傾向はなお続くが、通年のデータをみると、投資の伸びは基本的に安定している。同時に、今年は国の輸出調整が強化され、国内・海外企業の所得税制度の一本化、一部製品の輸出増値税(付加価値税)の還付政策撤廃、鉄鋼製品への輸出関税の徴収拡大、新たな加工貿易制限類製品リストの公布などが相次ぎ打ち出され、輸出製品構造の最適化がはかられた。また投資・輸出から全体的な需要の伸びの安定化がはかられた。一方、全体的な供給をみると、供給能力が一層強化された。農業は4年連続で豊作を実現。石炭・電力・石油・輸送などの基本的な供給能力が強化され、需給が全体として基本的バランスを保った。重要な工業原材料の生産能力も向上した。

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