米ディスプレイサーチ社が25日に発表した調査結果によると、2007年、世界の液晶テレビ出荷台数は8000万台近くに上り、出荷額は過去最高の679億ドル、出荷台数と出荷額の上位3位は、サムスン、ソニー、フィリップスだった。
2007年、世界の液晶テレビの出荷台数は7933万台で、2006年に比べて73%増加し、出荷額は679億ドル、2006年に比べて40%増加した。
出荷台数増加に貢献したのは、37インチ、40インチ、42インチ、46インチ及びそれ以上のサイズの液晶テレビで、年間の伸び率はいずれも100%以上。主流出荷商品の32インチ、26インチの年間の伸び率は79%と59%だった。ディスプレイサーチは、2008年、液晶テレビの世界での出荷台数は、1億500万台以上に達すると予測している。
西欧と北米は引き続き主要な液晶テレビ消費市場で、出荷台数の市場シェアはそれぞれ31.4%と30.6%だった。2007年、中国の世界市場におけるシェアは、2006年の10.4%から2007年の11%に上昇し、日本の9.7%を上回って世界3位の液晶テレビ消費大国になった。
メーカー別の出荷状況を見ると、サムスンは17%でトップを占め、ソニーとフィリップスはそれぞれ12%と11%だった。4位から7位は、シャープ10%、LG9%、東芝5%、松下4%の順だった。
「チャイナネット」2008年2月26日 |