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中国次世代DVDの行方
発信時間: 2008-03-13 | チャイナネット

ハリウッドとの提携へ

EVD産業連盟の張宝全事務局長は、「ワーナーブラザーズがブルーレイ陣営に入ったことで、HD-DVDは事実上、死刑判決を受けたようなものだった」と指摘する。EVDは中国が独自で開発したもう1つの光ディスク規格。国内のハイビジョン光ディスク規格として、EVDはコンテンツ面でもチャンスをつかむため、毎月ハリウッドと電話会議を開いているという。EVDはまだハリウッドからの正式な許可を受けていないものの、昨年からコンテンツ提供許可取得を目指し、ハリウッドのコンテンツ提供会社の要求に従って製品の改良を行っている。暗号化技術のランクアップやディスク自動入れ替え機能の増設などを経てランクアップした製品は10月にも製品化される見込みで、新たなEVD製品は今年末にはハリウッドのコンテンツ提供会社からの許可を得ることができそうだ。

次世代光ディスクには、ハードの価格のほか、ソフトの価格にも問題がある。例えばブルーレイは海賊版を有効に防止することができるが、ソフトのコストが高すぎるため、多くの人がインターネットを通じてハイビジョンの海賊版をダウンロードする可能性がある。

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