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中国次世代DVDの行方
発信時間: 2008-03-13 | チャイナネット

高級機器には割高感

中国大手家電メーカー・TCLマルチメディアの担当者は「TCLはブルーレイとCH-DVD、さらにEVDも含めたすべての選択肢を排除していないが、最終的にどの規格を取るかは市場の需要に基づいて決める」と語る。調査では、歩歩高や新科、万利達など国内の主要DVDメーカー各社は、業務の重点を携帯電話やMP3、メモリーなどの分野に移していることがわかった。

家電販売店の蘇寧電器の販売員によると、ブルーレイ規格のDVD製品についてたずねる顧客の数も増加している。しかし同販売員は、「うちの販売店には置いていないし、価格も5000元近いと聞いている。私の3年の販売経験から考えると、この値段ではさすがに割高感を与えてしまうのでは」と指摘。記者の取材を受けた顧客の1人も、「私はDVDの新製品のことはよく知らない。ブルーレイDVDも聞いたことがない。電気機器を買う時には案内員のアドバイスを聞き、いろいろ比べてみて、価格と品質の釣り合ったものを買います。でも私なら高すぎるDVD機器は買わない」と語った。

 「人民網日本語版」2008年3月13日

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