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中国、株式市場の「熊市」ーー弱気相場到来か? |
発信時間: 2008-03-19 | チャイナネット |
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下落傾向をくい止めるには どうすれば株式市場の下落傾向をくい止められるだろうか。業界関係者の見方はさまざまだ。 メーンボードの継続的な下落を受けて、上海市の関連機関はこのほどファンド会社27社を対象に調査を行い、「今後、上昇に転ずるきっかけは何か?」を尋ねた。回答者のうち23人が「きっかけは経済にある」と答え、16人が「政策にある」と答え、「資金にある」とした人はわずか5人だった。 ここから、ファンドマネージャーの多くが重視するのは資金ではなく、マクロ経済が再び彼らの信頼感を左右する重要な要因になったことがうかがえる。 ファンドマネージャーは、マクロ経済と企業の基本的要因がこのたびの下落をもたらした最大の要因だと考える。また半数以上のファンドマネージャーが、今後市場が劣勢を挽回する際、国内・海外のマクロ経済に現れる新たな転換点がよりどころになるとの見方を示す。 注目すべきは、半数以上のファンドマネージャーが、政策の変化が市場に明確なシグナルを与えることを期待している点だ。彼らの多くが期待する政策は、印紙税の引き下げ、株式指数先物取引に関するタイムテーブルの発表などだ。 このほかある専門家は、売却解禁となった非流通株の流通方式も変えるべきだと指摘する。国際的な慣例をみると第三者割当を採用することが多いが、中国では現在すべて流通市場(セカンダリーマーケット)で直接売買することになっている。これでは他国の市場での受入は不可能であり、調整が必要だ。 「人民網日本語版」2008年3月19日 |
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