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中国の食糧需給は基本的に均衡
発信時間: 2008-05-07 | チャイナネット

コメは安定

――最近、周辺諸国・地域でコメの価格が上昇している。中国国内のコメ供給能力はどうか。

コメは中国で最も重要な食糧だ。国は一貫してイネの生産とコメの市場での供給と価格安定に重大な関心を払ってきた。現在、国内ではコメが4年連続の増産で、国の備蓄にはゆとりがあり、コメ供給は完全に保障されているといえる。中国のコメ生産・需要にはややゆとりがあり、国の食糧備蓄の中でもコメの備蓄は合理的なレベルを達成している。伝統的なイネ消費地域である上海市、浙江省、福建省、広東省などでは、主な消費地域の6カ月分の販売量に当たる備蓄を備えており、うちコメが70%以上を占めている。国は最近、イネの買い取り最低価格を引き上げ、同価格の適用範囲をこれまでの7省から11省・自治区に拡大すると同時に、東北地方における最低価格での買い取りを強化し、東北のうるち米を南方に輸送し、食糧備蓄の監督検査を強化し、コメ輸出を抑制するといった一連の措置を取って、コメの国内市場での供給および価格の基本的安定の保証に努めている。

「人民網日本語版」2008年5月7日

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