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四川大地震、四川と中国の観光業への影響
発信時間: 2008-05-30 | チャイナネット

九寨溝と峨眉山は被害なし

某メディアの報道によると、地震による主な被災地域は、阿バチベット族自治州に集中しており、都江堰や青城山も震源地に近いことからある程度影響を受けたという。一部の地上建築物が倒壊、武侯祠・杜甫草堂など名所旧跡も破損したが、青城山の山体や都江堰の堰構造は完全なままで、四姑娘山や海螺溝などの主要観光地も被害を受けておらず、九寨溝、黄龍、峨眉山および楽山大仏などの世界遺産も無事だった。

川南、川中、川東の3本の観光ルートは地震の被害を受けなかったが、九寨溝に繋がる2本の幹線道路が完全に遮断された。四川省は広元-茂県-松潘を結ぶ道路の修復作業に急遽取り組み、同道路を九寨溝へ入る第2のルートとした。このほか、各省からの観光客は、甘粛・陝西経由の2ルートによって九寨溝に入ることができる。

以上の通り、四川の主要観光地が地震によって受けた被害はそれほど深刻なものではないといえる。壊れた古跡や建物は数カ月間の修復作業の後、再び観光客の受け入れが可能となる。当面の課題は、四川観光に対する人々の信頼を回復することだ。

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