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ポスト五輪時代、中国の3G業務
発信時間: 2008-08-28 | チャイナネット
 (1)北京五輪で利用促進
北京五輪大会は3G(第3世代携帯電話)の利用を促進する役割を果たした。中国の3G携帯規格「TD-SCDMA」の五輪大会での活躍は、中国の自主開発した通信技術による世界への貢献という願望と、五輪での3Gサービス提供という約束を実現。五輪開幕式当日には、7000人近くのユーザーがTDネットワークを利用し、テレビ通話の利用回数も800回余りにのぼった。

 業界内では以前、3Gの需要は高くないのではないかという声もあった。だがその心配はなさそうだ。中国移動(チャイナモバイル)宣伝部によると、3Gの全面的な実用化テストにより、ストリーミングメディアの画質やなめらかさは大きく改善されるとみられる。さまざまな動画・映画・試合中継の携帯電話を使ったオンライン視聴は今後ますますの一般化が期待される。

 北京五輪大会は電気通信業にとって、新通信技術のさまざまな使い方を披露する舞台となった。8日に行われた開幕式の4時間ほどの間に、大手ポータルサイト「新浪」「捜狐」「網易」「央視国際(CCTV.com)」の五輪専門特設サイトを利用したユーザー数は1億人を突破し、ページの閲覧数は6億回を突破した。「万瑞数据」と「中国ネットワーク・インターネット情報センター(CNNIC)」が大会前に行ったリサーチによると、五輪情報を得る第一の経路としてインターネットを挙げたウェブ利用者は80%にのぼっている。
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