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ポスト五輪時代、中国の3G業務
発信時間: 2008-08-28 | チャイナネット
(3)電信業再編が加速
 工業・情報化部はしばらく前、中国移動通信(チャイナモバイル)集団公司による全国でのTD商用テストに同意し、テストのための正式なライセンスを発給した。業界関係者はこれに対し、中国で最初の3Gライセンスが正式に発給されたことを意味すると分析している。五輪を経てますます成長した中国の電気通信業界は現在、産業全体の持続的な繁栄のためにも、3Gサービスのスタートを切実に待っている状態だ。このことも電気通信業界の再編を促す要素となっている。

 ポスト五輪の中国電気通信業界の動態について、業界内ではさまざまな研究や予測がなされている。威普コンサルティング公司は、「固定電話と携帯電話とメディアとの融合は五輪後、業界の主要な傾向となる。携帯電話による支払いや広告業には革命的な変化が起きるだろう」と考えている。中国の電気通信キャリアは今後、3Gネットワークへと大規模な業務の移動を行う見込みだ。ただ各キャリアが直面する問題はそれぞれ異なるとみられる。

 齊魯証券の電気通信産業研究員を務める張栩氏は「市場報」の取材に対し、「中国電気通信業は五輪後、急速に発展するだろう。ただここ1~2年はチャイナモバイルの業界トップの地位は変わらないとみられる」と述べた。また、これまで業界内で劣勢にあった中国聯通(チャイナユニコム)と中国網通(チャイナネットコム)は再編をできるだけ早く完了し、3G規格の中でも最も進んでいるとされるWCDMAのライセンスを獲得し、3G分野でのイニシアチブ確保につなげるねらいだ。
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