中国の自動車消費税政策は今月1日に調整が行われた。排気量3.0~4.0リットルの乗用車の税率が15%から25%に引き上げられ、4.0リットルを超える乗用車は20%から40%に引き上げられた。消費税調整前の価格が158万元で排気量6.0リットルのVW社のトゥアレグ(途鋭)W12エンジン搭載車の場合、調整後の価格は220万元に跳ね上がり、差額は約80元にもなる。
前出の房さんは「市場の規範が不十分なため、中国の中古車価格は一般的に米国の約2倍に達する。中古車は一台ずつ価格が異なり、買い得かどうかは実際に車を見てみないとわからない」と述べ、次のような例を挙げる。2002年に出荷されたベンツの場合、調子がよければ30万元の価格になるが、事故に遭って大規模な修理をしたものだと15万元でも買い手がつかない。修理工場で外面を美しく処理したとしても、検査機の目をごまかすことはできない。房さんは一台のベンツを指して「出荷されたばかりの車は塗装の厚みが普通は80ミリだが、このベンツは150ミリに達する部分があり、大規模な修理をして塗装をやり直したことがはっきりとわかる」と説明する。
「人民網日本語版」2008年9月2日
|