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中国のマクロ政策は引き続き緩和に向かうか? |
発信時間: 2008-10-15 | チャイナネット |
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マクロ経済の低迷傾向が明らかになり、インフレ圧力が弱まるにつれて、中国のマクロ調整の方向性が大きく転換された。あるアナリストの指摘によると、中央銀行がこのほど開催した第3四半期の通貨政策を話し合う例会では、インフレ防止の話題が出なかった。このことは通貨政策が「成長維持」へ全面的にかじを切ったことを示している。
申銀万国証券の李慧勇アナリスト(マクロ経済担当)によると、このほど預金・貸付金金利が一斉に引き下げられ、預金準備率が調整されたことは、通貨政策が全面的に緩和に向かう兆しとみることができる。今後12カ月間に預金・貸付金金利はさらに80ベーシスポイント、預金準備率もさらに5ポイント、それぞれ引き下げられる見込みだ。貸付金の増加を促すための措置が実質的な効果を上げるようにするため、銀行の貸付金限度額の設定・管理を今後取り消す可能性もあるという。 魯チーフエコノミストは「今後12カ月の間に、中国は4回金利を引き下げる」と予測する。 「人民網日本語版」2008年10月15日 |
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