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中国で、進む宇宙航空技術の民用化
発信時間: 2008-10-16 | チャイナネット
(2)強力耳栓が製品化
 宇宙船内ではさまざまな騒音するため、宇宙飛行士は特別に開発された耳栓の装着が欠かせない。「神舟5号」でも楊利偉飛行士は耳栓を装着し、聞こえる騒音のレベルが120デシベル(dB)から100 dBに下がったという。

 この耳栓は製品化され、今回の取引会で展示されている。説明員によると、宇宙船使用の耳栓は人体の組織構造に近い特殊成分で作られており、厳しい圧力テストと効用テストをクリアしている。耳の形に自然にフィットするようになっており、装着しても圧迫感がまったくない。

 この耳栓を開発した企業の李戦輝経理(社長)は「実際、現実の生活の中で、騒音を軽減して耳を保護する必要のある人は多い。工事現場の作業員、繊維工場の従業員、ダンスホールの従業員などがそうだ。この耳栓のすごいところは、周囲の騒音が大きくなればなるほど、騒音軽減効果が高まるというところだ。騒音はシャットアウトするが、人の声での情報伝達には支障がなく、会話の邪魔にもならない」と話す。

 また李経理は「この耳栓はほかにも、耳にかかる圧力を下げ、水を防ぐ効果もある。飛行機に乗った時の耳鳴りや水泳時に耳に水が入ることを防ぐこともできる」と話す。耳栓が年内に市場に出回り、価格が100元以下に抑えられれば、外出や旅行時の必需品になる可能性もある。
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