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中国の輸出入貿易に取り巻く不確実性
発信時間: 2008-11-12 | チャイナネット
輸入商品の価格が下落 

税関総署が11日に発表したデータによると、今年10月の中国の輸出総額は1283億2700万ドルで、昨年同月から19.2%増加した。輸入総額は930億8800万ドルで、昨年同月から15.6%の増加となった。貿易黒字は352億3900万ドルで、9月から58億6900万ドル増え、過去最高となった。

 税関総署が11日に発表したデータによると、今年10月の中国の輸出総額は1283億2700万ドルで、昨年同月から19.2%増加した。輸入総額は930億8800万ドルで、昨年同月から15.6%の増加となった。貿易黒字は352億3900万ドルで、9月から58億6900万ドル増え、過去最高となった。「上海証券報」が伝えた。

 西南証券のマクロ経済専門家・董先安氏によると、貿易黒字が過去最高となった最大の理由は、輸入商品価格が下がったことだ。輸入商品の大幅な値下がりによって、9月の黒字も43億ドルの増加となっていた。10月はこの傾向がさらに明らかとなった。

 国際的な不景気は生産財の需要を減少させた。原油や鉄鉱石など輸入原料の価格は9月、大幅に減少し、輸入価格指数は10%以上も下落した。

 董先安氏によると、多くの商品価格が下落傾向をたどれば、中国の貿易黒字は09年も増加していくこととなる。銀河証券のマクロ経済専門家・張新法氏はこれについて、国際経済の一層の衰退に伴い、多くの商品の国際価格は今後もさらに下落していくとの見方を示している。
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