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大陸の買付団が台湾に、買付額は20億ドル超か |
発信時間: 2009-06-01 | チャイナネット |
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台湾「連合報」の報道によると、大陸部の海峡両岸経済貿易交流協会(海貿会と略称)の李水林会長が率いる台湾家電買付団が5月31日、台湾に到着した。李水林会長は、「台湾にはよい製品がたくさんあり、外国より台湾から買ったほうがよい」と話す。今回の買付額は20億ドルを上回ると予想されている。 李水林会長一行を招待する台湾貿易協会の関係者 同買付団は紡績品、五鉱化工品、食品、工芸品、電気・機械製品など5つの分野の輸出入商会と、中国家電協会など6つの組織の77名から構成される。40社の企業の中には、北京満彊、神州計算機、四川長虹、海爾、海信、飛竜家電、レノボ、東莞華強、中鋼貿易、中国兵工物資総会社など、23社の大陸部の「家電の農村普及」プロジェクトを落札した企業が含まれる。 飛行機を降りた李水林会長は歩きながら台湾メディアの記者の質問に答えた。「台湾にはよいものがたくさんあり、今回の買付は主に家電だが、ほかに情報、化学工業、食品なども買い付ける。特に台湾の工芸品は特徴があり、大陸市場の需要に合致している」と述べた。台湾貿易協会の責任者によると、今回の買付は家電のケースに使用されるABS、コンピュータ及び携帯電話用のLCD、チップ、メモリ、3Gなどの部品や装備などを中心としている。 台湾貿易協会の趙永全秘書長によると、今大陸部では「家電、情報、自動車の農村普及」という内需拡大策を採っているため、今回の買付額は20億ドルを上回ると予想されている。5~7月にそれぞれ家電、情報、自動車の企業買付団が台湾に赴くことで、少なくとも台湾企業に80~100億ドルのビジネスチャンスをもたらすという。 「チャイナネット」 2009年6月1日 |
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