ホーム>>経済>>視点 |
エコ発電、中国の砂漠に深く根付く |
発信時間: 2009-08-19 | チャイナネット |
|
比較してみると、国家電網が石炭発電所から買い付ける電力価格は1キロワット時4~5セントである。競争激化と発電機のコスト低下により、風力発電による電力価格は過去数年の10セントから7セントまで下がった。 鄭双偉総経理は、現在の生産速度に基づくと石炭採掘可能年数は41年で、中国の石炭備蓄は限られているため、太陽エネルギープロジェクトを引き続き進める必要があると話す。また、多くの開発可能な河川にダムが建設されたことにより、水力発電の潜在性も安定してきている。 しかし、持続可能エネルギーの技術は壁にぶつかっている。例えば、敦煌では春に砂嵐が吹き太陽エネルギーパネルを覆ってしまい、作業員が砂を取り除くには2日もかかるということだ。 また、風力発電所の建設速度は国家電網による都市での高圧電線の架設速度を上回っている。当地の持続可能エネルギー・アドバイザーの閔徳清氏の話によると、強風の日は発電量の半分しか伝送できないという。 しかし、都市の役人たちは多くのプロジェクト推進を続けている。「ここはゴビ砂漠。他に利用方法はない」と、ある役人は話す。 「チャイナネット」 2009年8月19日
|
|