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需要増加など、中国経済に8つの強み |
発信時間: 2009-08-27 | チャイナネット |
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第三に、労働力のレベルが不断に高まっていること。低コストで低レベルという労働力のメリットは徐々に消えつつある。だがレベルが高さと比較して賃金の低い労働力というメリットは依然としてある。これは中国の労働力の新たな強みとなる。 第四に、技術のイノベーション能力。中国の製造業の応用技術は不足しているわけではない。問題は、技術をいかに現実の生産力に反映させ、商業化と産業化を進めるかにある。 第五に、整ったインフラ体系。産業の総合的な条件と結びついて大きな強みとなる要素だ。 第六に、不断に整備されつつある市場経済体制。 第七に、中西部の発展が加速しており、それぞれの地域に多くの成長分野があること。中国の経済成長地区は現在、中西部に移転している。これは中国経済の転換にとっての絶好のチャンスとなり、中国の経済成長に重要な動力を与えることになる。中西部が後れを取り戻し、ハイエンド産業が伸びれば、各地はどこも発展を加速し、釣り合いの取れた経済を実現できる。 最後に、地域間の格差が縮小し、公共サービス能力が均等化していること。中央による補助がなされる前、中西部の後れはとても大きかった。財政・税収の体系を適切に改革し、地域差をさらになくすことが求められている。各地の政府も、GDPの数字を競うのではなく、公共サービス能力を競うべきだ。 「人民網日本語版」2009年8月27日 |
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