『上海証券報』

創業板は高PER、証監会が慎重な投資を呼びかけ

創業板（新興企業向け市場）に上場する10銘柄の発行価格が24日、発表される。10社の株価収益率（PER）は中小企業ボード上場会社を上回る見通しだが、監督管理部門は発行価格に関して窓口指導を行っていない。これら10銘柄の調達額が事業資金に必要な額を超える可能性が高く、監督管理部門と推薦保証機関は今後、創業板上場会社の調達資金の行方に注目する。

明日、創業板上場10銘柄の購入申請日　当選率1％の可能性

創業板に上場する10銘柄への購入申請が25日に行われる。申銀万国の林瑾アナリストは、6種類の機関投資家の購入意欲が高いとしている。中小企業ボードのデータを参考にすると、10銘柄の機関投資家向けの割り当て比率は平均0.37％～0.65％で、上場日の上げ幅が70％に達した場合、収益率は平均0.28％～0.42％となる予想だという。

発電用石炭の価格調整、完全に市場化へ

上層部による発電用石炭の価格調整に関する意見はすでに出来上がっており、近々公布される見通しであることがわかった。同意見では、政府は発電用石炭の価格決定に関与せず、ずれを再調整することはなく、価格を完全に市場化することが明確にされる。