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魅力が大きい 中国の航空市場を予測
発信時間: 2009-09-24 | チャイナネット

 

 今月23日に開幕した第13回北京国際航空展覧会で、中国航空工業集団公司が中国の民用航空機市場をめぐる最新の予測を発表した。それによると、2009年から2028年の間に、中国民用航空機市場には各種民用機3796機の追加投入が必要になり、うち大型ジェット機は2922機、中型コミューター機は874機が必要になる。2028年時点での航空機保有機数は、民用旅客機が4233機、民用貨物機が583機に上る見込みだ。

▽旅客機3千機を新たに投入

ボーイング社がこのほど発表した最新の市場報告によると、今後20年間に中国には新しい航空機3770機が必要になり、総額は4千億ドルに達する見込みだ。また今後20年間、中国は米国に次ぐ新しい民用航空機の大手市場になるとみられる。

航空交通の伸びと航空貨物市場の伸びを受けて、2028年の航空機保有機数は現在の3倍以上に当たる4610機に達する見込みだ。これは欧州で現在運行している航空機の数にほぼ匹敵する水準だ。

▽経済が航空市場の発展を牽引

中国民用航空局の李家祥局長は、今月13日に行われた第15回世界航空路線発展フォーラムで、今年1ー8月の業界全体での旅客輸送量はのべ1億5千万人に上り、前年同期比20.4%増加し、世界トップだったことを明らかにした。

航空市場は経済発展の影響を受けやすい。ある予測によれば、20年後には中国の経済体がアジア・太平洋市場に占めるシェアは40%を超える見込みだ。

同集団によると、同集団が発表する予測は国際金融危機、航空交通の管理、消費、輸出入、空港建設、高速鉄道、両岸の「三通」(通信、通航、通商)といった各種要因が航空輸送業の発展に与える影響を総合的に考慮して打ち出すものだ。中国航空業界の旅客回転率の2009年ー2028年平均増加率は8.2%に達し、2028年の旅客の輸送人キロは1万3800万人キロに迫るとみられる。また貨物回転率の同平均増加率は10.2%で旅客輸送の伸びを上回り、2028年の貨物の輸送トンキロは827億5千トンキロに達する見込みだ。

▽中国航空市場めぐり争奪戦

中国航空市場の巨大な潜在力を見越して、ボーイング社やエアバス社は中国市場に狙いを定めている。中国も航空市場の発展ニーズに応えるべく大型航空機の研究開発を進めている。

ボーイング・コマーシャル・エアプレインズのマーケティング担当バイスプレジデントのランディ・ティンゼス氏によると、同社は8月末に中型機「787」(ドリームライナー)の新たな製造日程表を制定し、年末までにテスト飛行にこぎつけ、2010年第4四半期(10ー12月)に第1機を引き渡しするとした。「787-9」機は2013年末に運航を開始する予定だ。

ボーイング社の攻勢を前に、エアバス社も黙ってはいない。今月16日には、エアバス社の天津組立ラインが製造した「A320」型機の第5機が、中国東方航空公司に引き渡しされて運航をスタートした。今年8月末現在、エアバス社製の514機が大陸部で使用されており、100席以上の現役の航空機に占めるエアバス機の割合は41%に達した。うちA320が420機に上った。

国産大型旅客機「C919」のプロジェクトも進展している。座席数168席のC919は2014年にテスト飛行が行われ、2016年には引き渡しが完了して運航がスタートする予定だ。2020年までに、中国が独自に開発した大型機が大空に飛び立つ姿を目にすることができるとみられる。

「人民網日本語版」2009年9月24日

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