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金融センター競争力ランキング発表 深セン5位 |
発信時間: 2009-09-24 | チャイナネット |
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世界各都市の金融センターとしての競争力のランキング「国際金融センター指標」(GDCI)が今月23日に発表された。今回は1位を英国・ロンドン、2位を米国・ニューヨークが占め、3位には前回のシンガポールに代わって前回4位の香港が躍進した。香港紙「大広報」が外国メディアの報道として伝えた。 アジアの都市の躍進が目覚ましく、上位10位のうち5位を占めた。大陸部都市のランキングも上昇し、香港と河を隔てて隣り合う深センが5位、上海が10位、北京が22位につけた。 同ランキングはロンドン金融街・シティが英シンクタンクのZ/Yenグループに委託して作成したもので、上半期には世界の75の金融センターのうち、59で評価点が上昇し、主要金融センターが金融危機のマイナス影響から徐々に脱している様子をうかがわせた。 調査対象となったアジア11都市のうち、香港とシンガポールはいずれも評価点が上昇し、1位のロンドンと2位のニューヨークに迫った。今回初めて調査対象となった深センは、一気に世界5大金融センターの仲間入りを果たした。上海も前回の35位から10位に躍進し、北京は上位10位には入らなかったものの、前回から29位も順位を上げて22位となった。台北は前回の41位から24位に、ソウルは53位から35位に、大阪は110位から96位にそれぞれ上昇した。 前回トップ10入りしたボストンは今回は18位、ダブリンは23位とふるわなかった。 今回の調査では4つの世界的金融センターの発展が目覚ましく、他都市を牽引する様子がうかがわれた。今後数年間にどの金融センターが一層重要性を増すかという質問に対しては、多くの回答者がアジアのセンターと回答し、上海、深セン、香港、北京、シンガポールの順で重要度が高いとの予測結果が出た。 「人民網日本語版」2009年9月24日 |
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