厳チーム代表によると、今回の評価報告作成にあたっては、専門家の研究を踏まえて▽生態の活力▽環境の質▽社会の発展▽バランスのレベルという4つの考察の中心点を定めた。人々が最も敏感になるのは環境の質で、生態環境整備の水準と環境の質とは等号で結ばれやすく、その一方で、環境を支える生態の活力や環境改善に必要な資源である社会の進歩、および一定の時間を経なければ成果がみえないバランスのレベルなどはなおざりになりがちだ。このため、各省・自治区・直轄市の評価点とインターネット利用者の直感的な評価との間にズレが生じることもある。

厳チーム代表の説明によると、課題チームは各省・自治区・直轄市の生態環境整備を▽社会発達型▽均衡発展型▽生態優勢型▽社会的不足型▽相対的均衡型▽環境的不足型▽低水準均衡型▽環境優勢型▽相対的薄弱型ーーの9つに分類した。点数をつけるにあたっては相対評価を採用したため、各省・自治区・直轄市のランキングの上昇はそれぞれの努力の結果であることもあれば、他省・自治区・直轄市の水準の相対的な低下によるものであることもあるという。

「人民網日本語版」2009年9月25日