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データで見た新中国60年の産業発展
発信時間: 2009-09-30 | チャイナネット

不動産業

 

1.不動産投資額

単位:億元

データで見た新中国60年の産業発展

不動産業は中国の国民経済の基幹産業で、内需拡大や経済の急成長を実現させるのに重要な役割を果たしている。2008年の中国の不動産投資額は3兆579億8000万元で前年比20.9%増、1986年の302.8倍となり、1986年から2008年までの年平均伸び率は29.7%に達した。1990年代以降、中国経済の急成長、都市化プロセスの加速、不動産価格上昇などにより、不動産投資額は急激に増加し、1990年からの18年間で、投資額は100倍以上に増加した。

 

2.分譲住宅販売面積

単位:万㎡

データで見た新中国60年の産業発展

2008年の中国の分譲住宅販売面積は6億2088万9000平米で前年比19.7%減、1987年の23倍となり、1987年から2008年までの販売面積の年平均伸び率は16.1%となった。不動産体制改革の深化や都市住民の収入増加に伴い、1998年から2004年まで、分譲住宅販売面積は急速に増加した。2005年は不動産投資規模が拡大し、需要が増加したため、分譲住宅販売面積は飛躍的な増加を見せ、前年比で45.1%増加した。2007年、国内経済の繁栄や不動産価格の上昇観測を受け、販売面積は25.1%の大幅増となった。2008年、国際金融危機と国内経済の周期調整の影響を受け、販売面積はやや減少した。

 

3.分譲住宅竣工面積

単位:万㎡

データで見た新中国60年の産業発展

2008年の中国の分譲住宅竣工面積は5億8502万平米で前年比3.5%減、1994年の5倍となった。1994年から2008年までの分譲住宅竣工面積の年平均伸び率は12.2%だった。不動産業は国民経済をリードする業界で、経済成長予想、政府のマクロ調整政策、住宅需要など多くの影響を受ける業界でもある。中国の不動産市場発展や需要増加に伴い、1998年から2004年まで、分譲住宅竣工面積は安定した増加を見せた。2005年は不動産投資が急増し、竣工面積も飛躍的に増加、前年比で25.8%増となった。2007年の竣工面積は最高の6億606万7000平米に達したが、2008年は国際金融危機の影響を受け、竣工面積はやや減少した。

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