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データで見た新中国60年の産業発展 |
発信時間: 2009-09-30 | チャイナネット |
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石油化学産業 1.原油生産量 単位:万トン 新中国成立60年来、経済構造には大きな変化が現れ、工業生産が国民経済に占める比率も徐々に上昇した。工業発展を支える重要なエネルギーである原油生産量は、絶えず増加している。2008年の中国の原油生産量は1億8972万8000トンで前年比1.8%増、1949年の1581.1倍となり、1949年から2008年までの生産量年平均伸び率は13.3%だった。 1969年から1979年、数カ所の大型油田で採掘が行われ、中国の原油生産量は急増、10年間の年平均伸び率は17.2%に達した。1980年から1981年、オイルショックの影響を受け、需要と生産量が減少した。1982年から2008年の26年間は、国内の資源貯蓄量が制限されるなどが原因で、原油生産量の年平均伸び率は2.4%に低下した。
2.原油輸入量 単位:万トン 1992年以降、沿海開放都市の発展にけん引され、中国工業は急速な伸びを示した。工業発展の重要なエネルギーである原油の需要は絶えず増加している。1994年、中国が原油を自給自足していた局面は打破され、輸入量が増加した。2008年、中国の原油輸入量は1億7888万トンに達し、前年比9.6%増、1994年の14.5倍となった。1994年から2008年の輸入量年平均伸び率は21%に達し、米国に次ぐ世界2位の原油輸入国となった。1998年、アジア金融危機と長江流域の大規模な洪水が影響し、中国の工業生産は成長速度を落とし、原油需要は大幅に減少。また同時に、国内の原油生産量が高水準に達したことにより、原油輸入量は減少した。
3.原油消費量 単位:万トン 石油は近代工業の「血液」であり、国民経済の発展に伴い中国の原油消費量も年々増加している。2007年の中国の原油消費量は3億4031万6000トンで前年比5.5%増、1980年の3.7倍となり、米国に次ぐ世界2位の原油消費国となった。1980年から2007年の中国の原油消費量伸び率は年平均で5%となった。 |