中国国家品質監督検査検疫総局(質検総局)と米国消費者製品安全委員会(CPSC)は26日北京で、消費品安全行動計画を締結した。同行動計画には、両国の消費品安全担当閣僚レベルの対話が重要内容として織り込まれ、双方の約定により、中国国家質検総局とCPSCが交互に隔年1回のペースで中米消費品安全サミットを開催することになった。
行動計画によると、中米消費品安全サミットは、両国政府関連部門および関連方面に向けてひとつのプラットホームを提供することになり、消費品安全の分野で両国が展開する協力方法を検討するほか、中長期的な消費品安全行動目標を制定し、業務チームの任務と目標を確定する。またその他の共に関心を寄せる問題についても討論する。
双方はまた約定の中で、共に関心を寄せる消費品分野において相応の業務チームを立ち上げ、両国政府部門職員らが参加する業務チーム会議を毎年少なくとも1回、テレビ電話会議あるいは現場会議形式で開催することを決めた。重大安全事件および公衆健康に関わる緊急事件が発生した際には、一方の要望に基づき、関連業務チームが会議を招集することができる。
「人民網日本語版」2009年10月27日 |