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中国、西部大開発の戦略的高地の構築に力(1)
発信時間: 2009-11-23 | チャイナネット

陝西省北部は国内一流で、世界的に有名なエネルギー化工基地へと成長しており、同省の南部には漢方薬、観光、水力発電など多分野におけるエコ産業の発展構造が形成されている。市民の生活レベルは大幅に向上し、都市部と農村部の住民所得は10年前は4654元と1456元だったのが1万2858元と3136元まで増加した。改革開放は進展を遂げ、国有大中型企業のうち80%近くが会社制改革を終え、投資、財政、税務、金融、行政審査などの体制改革が進んでいる。民営科学技術企業は1万2000社に達し、非公有制経済の比率は31%から45.6%に上昇した。認可を得た外商投資プロジェクトは4962件、実質利用外商直接投資は89億6000万ドルに達し、経済の対外開放が著しく進んだ。実践により、中国共産党中央、国務院が実施する西部大開発の戦略は正しいことが証明された。10年の開発開放、10年の刻苦奮闘を経て、陝西は新たな発展の出発点に立っている。

西部大開発は現在、基礎を固める段階から飛躍の段階へと転換している。科学的発展観の要求に基づき、条件を満たす地域が特色ある優位産業を発展させ、内因的原動力を強化することを支援し、重点地区を率先して発展させることで西部地区の実力を引き上げる。これは地域の共同発展を進める効果的手段である。東部地区の労働力や土地などのコスト上昇に伴い、西部地区の発展余地と潜在力が際立っている。政府による『計画』の実施は、東部地区から中部地区への産業移転、科学技術資源の配置を最適化させるための新ルート模索、西部大開発の戦略高地の構築、新たな成長拠点の確立加速などの重責を関中-天水経済区に与えている。これは同地区の発展が国家戦略に引き上げられ、特別な機能を持つ重点発展地域となっていることを意味する。

関中-天水経済区は西部大開発の3つの重点地域の1つで、独特な地位と優位を持っている。中でも関中の特徴は非常にはっきりしている。まず、重厚な歴史文化だ。ここは華夏文化の発祥地の一つで、13の王朝が西安に都を定め、3万以上の文化遺産・景勝地が集まり、中国の「人文歴史博物館」とも言える。

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