2つ目は、進んだ科学技術教育。関中は80校の高等教育機関、100カ所以上の国家・省級重点科学研究所、100万人以上の科学技術人材を有し、西安高新区、楊凌農業ハイテク産業模範区など4つの国家級開発区と多くの産業基地、大学科学技術パークがあり、科学教育の実力は全国で上位を誇る。

3つ目は、ハイエンドの産業構造。関中には設備製造、電子情報、生物医薬、近代農業など多分野の産業があり、航空工業の研究開発・生産能力の約30％がここに集まっている。

4つ目は、戦略的な地域。関中は後背地に位置するが、ユーラシアランドブリッジの中国区間の中心でもある。鉄道、道路、航路、通信、ガスなどの各ラインが合流する場所で、秦嶺は中国の重要な生態障壁となり、古くから東部地区を支え西部地区をリードし、南北を結ぶ主要地点となっている。これらの状況から、関中－天水経済区には西部地区を率先して発展させる歴史的重責を担う要素と能力があることがわかる。

「チャイナネット」　2009年11月23日