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西部大開発10周年 輸出入額が年平均23%増加 |
発信時間: 2009-12-18 | チャイナネット |
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西部大開発戦略がスタートから10年を迎えた。この間、商務部は関連部門と積極的に協力し、一連の支援政策・措置を打ち出し、西部地域の対外開放プロセスを加速させ、同地域の市場システム構築を強化して、大きな成果を上げてきた。商務部が17日明らかにした。 10年間の主な成果として、次の3点が挙げられる。 ▽対外貿易が飛躍的に発展 西部地域の2008年の輸出入総額は1068億ドルに上り、1998年の132億6千万ドルに比べて935億4千万ドル増加し、99年の約8倍に達した。この間の年平均増加率は23.2%。西部地域の輸出入総額が全国の輸出入総額に占める割合は99年の3.8%から08年は4.2%に増加した。 ▽海外資本の導入が急速に増加 西部地域の実行ベース外資導入額は98年の23億5100万ドルから08年は181.54%増加の66億1900万ドルに増加し、全国の外資導入額に占める割合は98年の5.2%から08年は7.2%に増加した。08年末時点で外資系企業数は3万9990社に上り、実行ベース外資導入額は累計403億5700万元ドルに達した。 ▽海外進出が緩やかに進行 ここ10年の間に、西部地域は海外投資方式により海外で企業約1千社を設立した。海外労務協力はすでに一定の規模に達し、一定の実力を備えた海外プロジェクト受注の経営主体チームが形成された。今年8月末現在、海外プロジェクトの受注資格を備えた企業は286社、海外労務協力の経営許可を受けた企業は81社に達し、08年末時点で海外での労働従事者は2万人を超えた。 商務部の姚堅報道官によると、ここ10年来、同部は西部地域の対外貿易発展基金に113億5千万元を拠出し、西部の各省、自治区、直轄市の人民政府と共同で8つの対外経済技術展覧会を開催するなどして、西部地域の対外協力・交流を力強く促進した。また西部地域が加工貿易における海外との結びつきを深めるようにとの指導も行った。そのための重要地点として中・西部の31カ所を認定し、国家開発銀行と共同で300億元の優遇貸付金政策を実施し、これら重要地点の発展を支援した。また科学技術による貿易の振興と革新をはかるために、西部地域に10カ所の拠点を設けることを承認した。 「人民網日本語版」2009年12月18日 |
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