ホーム>>経済>>視点
2009年中国経済の8つの注目キーワード(4)
発信時間: 2009-12-23 | チャイナネット

キーワード8:「インフレ予期管理」 物価水準の安定を維持

現在、一部の食品価格と水、電気、油などの公共製品の価格には大幅な上昇が見られ、通貨貸付は急速に増加し、外部ではインフレへの懸念が高まっている。10月21日に開かれた国務院常務会議で、「インフレ予期管理」が成長維持、構造調整とともにマクロ調整の重点に盛り込まれた。

インフレ予期管理は通貨政策にとって、マネーサプライとマクロ経済動向の釣り合いを維持することが肝心となる。中央経済活動では、国内外の経済情勢の変化に伴い、通貨貸付の増加速度を把握する必要があることが提起された。

インフレ予期は、本当のインフレを意味していない。実際、11月に初めてプラス成長に転換する前、消費者物価指数(CPI)は9カ月続けてマイナス成長となっている。1~11月の各種物価指標は依然マイナスで、現在のところインフレは存在しない。

中国国家発展改革委員会価格司の関連責任者は、「需要が全体的に不足している状況下で、単純なマネーサプライの急増が実体経済のインフレを引き起こす可能性は低い」と指摘。今後一時期、CPIは比較的安定した動きとなる見通し。

「チャイナネット」 2009年12月23日

     1   2  


  関連記事

· 中国が新たな成長期に突入 中国社会青書

· 2009年中国経済の8つの注目キーワード(3)

· 中国、世界経済復興に4つの貢献

· 2009年中国経済の8つの注目キーワード(2)

· 2009年中国経済の8つの注目キーワード(1)

  同コラムの最新記事

· 上海国際金融センター建設に10の突破が必要

· 通貨政策は「一挙四得」人民銀総裁

· 2009年中国経済の8つの注目キーワード(4)

· 中国が新たな成長期に突入 中国社会青書

· 2009年中国経済の8つの注目キーワード(3)