中国国務院新聞弁公室は12月25日に記者発表会を開き、国家統計局の馬建堂局長が第2回全国経済センサスの結果を発表し、記者の質問に答えた。チャイナネットが生中継した。
国内総生産(GDP)関連統計制度と第2回全国経済センサスの結果に基づき、2008年の全国GDPの修正を行ったところ、2008年の中国のGDP総量は31兆4045億元となった。うち、第一次産業の増加額は3兆3702億元でGDPに占める割合は10.7%となり、第二次産業は14兆9003億元で47.5%、第三次産業は13兆1340億元で41.8%を占めた。GDP速報値は30兆600亿元だったため、修正により2008年の中国のGDP総量が约1兆3400億元増えた。同時に、GDPの前年比成長率も9%から9.6%となり、0.6ポイント高いものとなった。
2008年の単位GDPエネルギー消費が前年比5.2%減に
2008年の全国のエネルギー消費総量が29億1000万トン標準石炭に調整され、速報値より2.12%増加した。2005~2007年のエネルギー消費総量データも同時に修正された。修正後のエネルギー消費データとGDPデータに基づき、2008年の全国の単位GDPエネルギー消費は前年比5.2%減少し、2005年に比べて12.45%減少した。
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