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4つの国家級地域計画が発表へ
発信時間: 2010-01-15 | チャイナネット

地域振興計画が再び資本市場を盛り上げている。WINDデータによると、この2週間に地域振興計画情報の刺激を受け、チベット自治区、新疆ウイグル自治区、四川省、重慶市関連の株価が、全地域の銘柄の中でも顕著に上昇している。そのうちチベット関連株のこの2週間の累計上げ幅は12.57%だ。

今後、上述の4つの地域では、国家級地域振興計画が打ち出される可能性があるとアナリストは話すが、国家発展改革委員会(発改委)の杜鷹副主任は昨年末、次の段階の地域経済活動の一大構想は、地域の開発や開放を中心にし、引き続き重点地域の地区計画と政策文書を制定して、地域の開発余地の形態を更に系統化し整えていくと語っている。

チベット 好調な経済発展の勢い

中国共産党中央政治局は8日に会議を開き、新しい情勢下のチベットの飛躍的発展と長期的な安定について討議を行った。市場ではチベット地域振興計画がまもなく出されるとの観測で、チベット関連株が好調な伸びを示している。

チベット自治区発改委の馬菁林副巡視員は11日に「昨年以来、チベット自治区全体の経済発展は良好な勢いで、地域の総生産額は437億元に達した。また経済成長率は12.1%と、前年に比べて2ポイント加速。その他にも産業構造は明らかに改善し、第2次産業の増加額の地域生産総額に占める割合は初めて30%を上回り、観光業の急速な成長で、受け入れた国内外観光客は延べ550万人を超え、同比2.47倍だった」と説明した。

新疆 資源の優位性を十分に発揮

新疆地域経済発展計画の登場を期待する声も市場では強く、新疆関連株も同じように強い勢いだ。この2週間の新疆関連株の平均株価の上げ幅は7.19%だった。

申万研究所の桂浩明氏は「今のところ関係方面は正式に新疆経済の発展優遇政策を打ち出しておらず、この地域の全体発展計画が承認されるとも伝えられていないが、新疆は突出した戦略的地位と巨大な経済発展という将来性があり、新疆地域経済発展に関する新しい政策や措置はかならず打ち出されるとみんな考えている」と話す。

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