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2010年の中国資本市場発展の8大要点(1) |
発信時間: 2010-01-19 | チャイナネット |
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資本市場で株価指数先物取引と証券信用取引業務がまもなく開始し、中国の資本市場改革は新たな1ページを切り開く。2010年は中国資本市場の改革の年となるだろう。株価指数先物、証券信用取引業務の開始後、さらにどれほどの新政策、新商品が生まれるのかが期待できる。資本市場の脈拍を把握するため、証券時報は2010年中国資本市場の発展に関する8大要点をまとめた。 1. 株価指数先物を導入へ 中国証券監督管理委員会は、中国金融先物取引所が株価指数先物取引を開始することを承認した。業界関係者は、株価指数先物は長年の準備を経てすでに成熟していると話す。監督管理部門が株価指数先物の投資家適性制度を発表し、証券会社、ファンド会社、指定国外機関投資家(QFII)などの株価指数先物取引への参加に関する具体的政策や規定を明確にし、商業銀行の保管・決済業務の管理規則を実施してから、株価指数先物取引は開始することになる。 2. 証券信用取引業務の試行 証券信用取引業務の開始は中国資本市場の発展の一里塚となり、双方向取引のメカニズムはA株の新時代を切り開く。しかしそれと同時にもたらされたレバレッジ効果と価格決定関連問題は今後の資本市場にとってリスクとなる。 専門家は、監督管理部門は準備を十分に進め、時期を見計らって証券会社の信用取引業務の試行を開始すべきとの見方を示している。計画審議、資格審査をしっかり行い、管理やリスク防止、実地調査を強化し、試行機関に技術システムのテスト、リスク警告や顧客適性管理を確実に行うよう促す必要がある。そのほか、監督管理層は試行状況に基づき業務に関する規則を整備し、試行範囲を拡大し、信用取引業務を進めていくべきである。 |
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