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ダボスフォーラム開催 金融監督管理が焦点に
発信時間: 2010-01-27 | チャイナネット

スイスの小さな町、ダボスで本日から31日まで、第40回世界経済フォーラムが開催されることになっている。世界経済は回復傾向にあるが、不確実な要因はなお多く存在しており、今回の大会は大きな注目を集めている。

世界経済フォーラムのオフィシャルサイトの発表によると、今回の世界経済フォーラム年次総会には90カ国以上から各界の指導者が出席し、5日間で225回の討論会を行い、世界の政治、経済、環境など多方面の問題をめぐって議論を展開する。フォーラム組織者によると、今回の年次総会に出席する金融関係者は235人に達し、昨年より23%増加した。

世界経済フォーラムは、2008年の金融危機と2009年の「大衰退」により、人々は経済の相互依存性、管理面の不備及びグローバル化の潜在的リスクを認識し、経営モデル、金融革新とリスク管理について再考すると同時に、協力体制を再設計し、人々の自信を再構築する必要があるとの考えを示している。

昨年12月のコペンハーゲン国連気候変動大会の前例があるため、「金融のコペンハーゲン」とも称される今回のダボス年次総会の出席者たちの間では、気候問題から金融監督・管理問題へ移った今回の会議で、果たして異なった国の間で幅広い一致に達することはできるのかとの疑念もある。

金融監督・管理をテーマに、今回の年次総会では数回のハイレベル作業会議が開かれる。世界経済フォーラムの創始者兼執行会長のクラウス・シュワブ氏は、「ダボスは、今回の危機を受け変化について勉強する最後のチャンスである」と指摘する。

「チャイナネット」 2010年1月27日

 

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