中国にCDMA携帯電話の産業連盟が設立

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発信時間: 2010-03-08 19:00:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国電信(チャイナ・テレコム)の呼びかけで、米クアルコム、韓国サムスンなど100社余りが参加する「CDMA2000携帯電話設計・開発産業連盟」が5日、設立された。同連盟は、中国電信とCDMA2000携帯チップメーカー、携帯デザインメーカー、独自の開発力をもつメーカーなどからなる非営利産業連盟で、中国のCDMA端末産業の将来に大きな影響を与えると期待されている。新華社のウェブサイト「新華網」が6日伝えた。

同連盟の理事長には中国電信の楊小偉副総経理が就任、理事会メンバーにはクアルコムやマイクロソフト、華為、中興、宇龍、大唐電信など業界トップメーカーがそろい、すでに主流携帯電話メーカー100社以上が連盟への参加を表明している。

楊氏によると、昨年の中国のCDMA端末販売台数は3200万部以上と08年の3倍だった。1年余りのCDMA携帯電話市場の爆発的な成長とCDMA端末産業チェーンの急成長がCDMA連盟設立の良い土台となった。

中国の情報化が高度化するに伴い、3G、モバイル・インターネット、固定電話と携帯電話の融合、三網融合(通信網・テレビ放送網・インターネットの融合)、モノのインターネットなど新技術が徐々に実用化され、2G時代のように外観や色彩、品質、使いやすさだけでなく、オリジナリティのある携帯電話へのニーズが高まっている。これらのニーズに対応するには、通信キャリアのネットワークとサービスをはじめ、チップメーカーのチップと技術、ソフトウェアメーカーのプラットフォームとソフトウェア、設計・製造メーカーの開発・生産、コンテンツメーカーのアプリケーションとサービスなどの各段階での連携が必要となる。

同連盟は産業資源の統合と協調を趣旨とし、CDMA2000携帯電話の設計・開発においてメンバー同士が協力し合い、開発協力や製品革新を推進し、CDMA2000端末の産業チェーンの発展と拡大を促進していく方針だ。

「人民網日本語版」2010年3月8日

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