国際空港評議会(ACI)が発表した世界各空港の利用者数ランキングで、広州・白雲国際空港が昨年、利用者数3704万8600人で世界20位に入り、世界の大型ハブ空港の仲間入りをした。
今年3月に発表された最新の利用者数ランキングで、上位20位の空港のうち、伸び率が10%以上だった空港は白雲空港と北京首都空港の2つの空港だけだった。
近年の地方経済の急成長により、広州の都市パワーは益々強まり、空港のハブ化戦略が奏功し、白雲空港も安定した発展を続けてきた。その世界における地位も年々大きく変化してきた。03年に白雲空港の利用者数が1501万2700人を数え世界70位に入ると、翌04年には新白雲空港が開港し、利用者数は一気に2000万人を突破して世界53位に急上昇。その後、利用者数は年々増加の一途をたどり、昨年は3704万8600人を記録し、世界20位にまで伸し上がった。03年の70位から09年の20位までたった6年で世界ランキングを50位も上げ、近年最も急成長を遂げている空港のひとつといえる。
白雲空港の今年の利用者数は4000万人突破が見込まれ、世界ランキングをさらに上げると期待されている。
「人民網日本語版」2010年3月12日