全人代代表:3G建設の加速を

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発信時間: 2010-03-08 18:09:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

全国人民代表大会の代表を務める中国電信集団浙江省電信公司の張新建総経理(社長)はこのほど、国は第3世代移動通信規格(3G)の建設ペースを加速させ、国内消費を牽引すべきであると提起した。

2009年1月7日、工業情報化部は中国移動通信集団公司、中国聯合網絡通信集団有限公司(中国聯通)、中国電信の3社に3Gの営業許可証を発行し、中国は3G時代に突入した。3G関連産業は中国のモデル転換・グレードアップ、発展方式の転換、経済成長の促進、国内需要・消費の拡大を推進する上で、大きな役割を果たした。

張総経理によると、国際的な経験を踏まえれば、第2世代移動通信規格(2G)から3Gへの移行には6-10年かかり、日本のペースが最も速く6年で移行した。より短い時間で、たとえば3年から5年で移行が完了すれば、3Gの核分裂方式の成長が実現し、国内需要・消費に対する牽引効果は間違いなく巨大なものとなる。

張総経理によると、試算によれば、今後3-5年で3Gへの移行が完了するとすれば、毎年、携帯電話端末の買い換え需要により3千億元の消費がもたらされ、3G関連の新業務の応用で1500億元の消費が生まれ、併せて4500億元の直接的な消費が牽引されることになり、国内総生産(GDP)成長率を1ポイント以上引き上げる。3G産業チェーンの間接的な消費を加えると、さらに膨大な数字になる。

張総経理は次のように述べる。3Gは巨大な情報消費市場をもたらしただけでなく、さまざまな新興産業と多くの中小企業を生み出し、巨大な産業チェーンを形成した。中国電信を例に取ると、調達した3Gネットワーク設備と関連施設の93%は国産であり、CDMAの端末メーカーは昨年の50社から200社に増加し、新たに増加したメーカーは国内メーカーがほとんどだった。また国産携帯ブランドは98種類から500種類に増加し、昨年販売されたCDMA端末3千万台の約6割を国産ブランドが占めた。提携する全国規模のコンテンツ業者は540社を超える。また今後は毎年、3G関連で100万人の雇用が生み出される見込みだ。

「人民網日本語版」2010年3月8日

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