中国婚姻産業調査統計センターがこのほど開幕した2010年春期中国婚姻博覧会で発表したデータによると、2009年の都市部住民の婚姻(ブライダル)関連の直接消費の総額は6千億元を超え、前年に続く緩やかな上昇傾向を維持した。婚姻消費市場は全体として力強い発展ぶりを示し、中でも披露宴を行うホテル・レストランに関連した消費の伸びが最も速かった。
2009年は全国で1145万8千組のカップルが新たに結婚の登録を行い、登録結婚人数が前年に続き1千万組の大台を突破した。このことが婚姻消費の力強い伸びをもたらした。
今回発表されたところによると、06年と比較すると、婚姻消費の中心である婚礼写真、ホテル・レストランでの披露宴、婚姻サービス会社、ブライダルジュエリー、婚礼衣装、婚礼用品の各種消費のうち、披露宴消費の伸びが最も急速で、上昇率は162%に達した。婚礼衣装の上昇率は49.44%、ブライダルジュエリーは45.65%だった。
「人民網日本語版」2010年3月9日