英国の鉄鋼関連調査会社のスチール・ビジネス・ブリーフィング(SBB)はこのほど、2009年の世界の鉄鋼企業による粗鋼生産量上位20社ランキングを発表した。それによると、宝鋼集団は3位となり、河北鋼鉄集団が4千万トンを突破して2位に躍進した。
トップは前年に続いてアルセロール・ミタルで、生産量は7320万トンに達した。2位の河北鋼鉄は4020万トン、3位の宝鋼は3887万トン(前年比9.9%増)だった。
トップ10には河北鋼鉄、宝鋼のほかにも、武鋼集団(3030万トン、5位)、鞍本集団(2930万トン、6位)、沙鋼集団(2640万トン、7位)が名を連ねた。
このほかトップ10には、ポハンスティーラース(3110万トン、4位)、新日鐵(2430万トン、8位)、JFEスチール(2350万トン、9位)、タタ・スティール(2190万トン、10位)が並んだ。
SBBは2001年にロンドンで設立された。高いレベルの業界関連ニュース、価格コンサルティング、研究報告、業界イベントの企画などを提供することで、世界の鉄鋼業界に貢献している。
「人民網日本語版」2010年3月10日