中国の新エネルギー車、政府の補助額は6万元

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発信時間: 2010-03-18 11:44:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

工業と情報化部の李毅中部長はこのほど記者の取材を受け、「電気自動車が市場に出れば、同じレベルのディーゼルエンジン車より価格が数万元か十数万元高くなる。国は今、個人の購買を奨励するために補助政策を検討しているところで、補助額は6万元前後を考えている」と明らかにした。

現在のところ中国ではまだ、新エネルギー車の基準は確立されいない。その一方で国家電網や中国石油化工などの国有企業は次々と充電スタンドを設置し、中国普天などの国有企業はすでに整った新エネルギー車の運営モデルを開発した。

こうした新エネルギー車の中国での発展状況について李部長は、関連基準をできるだけ早いうちに確立し、関連措置も整えなければないと述べ、「当面の急務は管理体制上のことで、管理部門を明確にし、関連の技術基準や市場参入のハードルや産業政策などを制定して、盲目的な投資や重複建設を避ける必要がある。国務院はこれらの問題を高度に重視し、制度や方案などを研究しているところだ」と語った。

李部長によると、国内の一部の企業は新エネルギー車の試作車を開発しているが、量産には入っていないという。「中国の自動車が100キロ走行するのに必要なガソリンは米国より1割多く、西ヨーロッパや日本に比べると2割から3割も多い。そのため中国の自動車産業における省エネや二酸化炭素排出削減の潜在力は大きく、その任務も重い。これからはこうしたことが依然として主要な課題だ」

 

「チャイナネット」 2010年3月18日

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