中国銀行業協会がこのほど発表した「2009年度中国銀行業サービス改善状況報告」によると、電子銀行という新たなルートの開拓により、銀行カウンターの人手不足問題が効果的に解消されている。昨年の銀行業全体における電子銀行の取引額は402億6900万元に上り、中国工商銀行では181億元を超えた。
おおまかな統計によると、昨年の銀行業全体における電子銀行の取引件数は243億2800万件に上り、取引額は402億6900万元に達した。業務収入(年会費収入や手続き費用などを含む)は137億700万元で、業務代替率は平均で28.14%となった。
電子銀行の取引件数が最も多かったのは中国農業銀行で約105億1千万件、工商銀は約77億6千万件、中国建設銀行は約42億3千万件。取引額のトップは工商銀の約181億3千万元で、取引額全体の約半数を占めた。建設銀は80億3千万元、農業銀は41億5千万元だった。
「人民網日本語版」2010年3月17日