3月19日までに、上海・深セン証券取引所に上場する504社が2009年の年間報告を発表した。
統計によると、上場会社504社の売上高は総額1兆5086億5900万元で前年比約7%増、営業コストは1兆1028億1100万元で同5.18%増、純利益は1438億7500万元で同22.92%増だった。
504社のうち、6割弱の会社の収益力が向上し、粗利益率が前年比で上昇となった。うち、食品・飲料業が好調で粗利益率が40%上昇するなど、16の業種で粗利益率が上昇した。また、6の業種で粗利益率が低下し、中でも不動産業は4ポイント低下した。また、鉄鋼業はもっとも不調で、粗利益率は約6%だった。
マクロ経済が引き続き回復となり、インフレ予期が高まったことで、上場会社の株価は上昇し、収益力も高まっている。
そのほか、10社の上場会社が今年第1四半期の業績見通しを発表した。うち、増益を見込んでいるのは8社で、多くが2倍以上の利益を計上すると予想している。
「チャイナネット」 2010年3月19日