国連 中国の都市化は世界最速

タグ: 都市化 都市人口

発信時間: 2010-03-26 13:32:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国連経済社会局人口部は25日、「世界都市化の展望2009年改正版」を発表し、人口部の責任者は「ここ30年の中国の都市化は非常に速く、他の国をはるかに超えている」と述べた。

このレポートでは、今の中国は都市化の重要な転換を経験しているところで、1980年に50万人以上の都市はわずか51都市だったが、90年代からは顕著に増え続け、2010年には185都市に増加、2015年までには107都市が加わると予測している。

相当規模の人口を抱える都市の増加は、中国の都市化率の急速な上昇に表れている。1980年に19%だった都市化率は2010年には47%に急上昇し、2025年には59%に達する見通しだ。

世界の都市部の人口はすでに全人口の半数を超える35億人で、農村部の人口は34億人。このレポートでは、都市化の推進により農村人口はさらに減小し、2050年には29億人まで減るとしている。

また1000万人以上の大都市が注目されているが、実際には52%の都市人口は50万人足らずの小さな都市に暮らしており、今後は大部分の都市人口が小さな都市に暮らす傾向にあるという。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年3月26日

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