中国中央銀行の周小川総裁は25日、米州開発銀行の年次総会に出席し、「経済の回復が確認できれば、一部の特別な景気刺激策は逐次なくしていく。しかし経済が一時的に回復し、そのあとまた停滞するようなW字型の回復ではないことが必要条件だ」と述べた。
また周小川は「景気刺激策をやめるかどうかは、政策決定層が経済回復の良好な状況を示す確かな形跡や統計データを見届ける必要がある。多くの国についても言えるが、まず貨幣政策、そのあとに財政政策の順でやめていったほうがいい」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年3月26日