『中国証券報』
経済過熱は未だ見られず 物価は穏やかに上昇
第1四半期と3月の経済データが4月中旬に発表される。専門家は、第1四半期のGDP伸び率は前年同期比11%を上回り、12%に迫ると予測する。また、第1四半期の消費者物価指数(CPI)は前年同期比約2.3%上昇し、物価は穏やかに上昇、うち3月のCPI伸び率は2月よりやや縮小し約2.6%となり、第1四半期の新規貸付額は2兆6000億元を超えると予測している。物価にまだ急速な上昇は見られず、短期内の利上げはない見通し。
人民元切り上げは中国自身が決めるべきか
米国など西側諸国による人民元切り上げ要求が高まっており、西側のやり方や中国側の対応について、「ミスター円」こと元大蔵省財務官、現早稲田大学教授の榊原英資氏に取材した。