博鰲ファーラム、中米関係の回復が試される場に

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発信時間: 2010-04-09 15:45:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

アジア諸国が主導する会議として、博鰲(ボアオ)アジアフォーラムは、経済外交の基調を変え、アジア諸国の指導者の自らの役割と責任に対する認識を変えようとしている。

アジア諸国はボアオアジアフォーラムを利用し世界に善意を示している。その一方で、近年、同フォーラムは世界とアジアが接触する外交の場となっており、今年のフォーラムは世界気候変動会議の「延長線」ともなる。

中米関係の回復が試される場

これまで顔を見せていなかった米国の政府高級官僚が今回のフォーラムに出席する点に注目が集まっている。米国の経済、エネルギー、農業事務を担当するロバート・ホーマツ氏がフォーラムに出席する。ホーマツ氏の出席は、ヒラリー国務長官が中国やインドなどの新興国に再び注目しているからだとの見方がある。ホーマツ氏は対中問題において豊富な経験を持ち、中米戦略経済対話の主な責任者でもある。

ホーマツ氏は、深い意味を持つ「G8からG20:世界経済の新構造、新原則、新能力」をテーマに選び、中国人民銀行の周小川総裁、アジア開発銀行のローレンス・グリーンウッド副総裁、世界銀行のマネジング・ディレクターのフアン・ホセ・ダボーブ氏らと「新興国の台頭、G8が再び世界の経済政策を主導することはできない、G20は時運に応じて現れる」について討論することになっている。

また、第2回中米戦略経済対話の実施と準備について、中国側との面会も予定されている。

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