一部の外国企業が指摘する政府調達、自主革新製品の認定、中国での業務展開における困難について、2人の官吏は「中国の投資環境は完璧というものではない」とし、「これは急成長する過程で生じた問題。中国は政策の調整と改善を進めており、外資系企業など各方面の意見を取り入れ、投資環境の改善に努めていく」と語った。
中国国務院が公布した『外資をよりよく利用することに関する国務院の若干の意見』で、『外商投資産業指導目録』を改訂し、開放分野を拡大し、外国投資の審査権限などの措置を打ち出すことが提起された。
馬副部長によると、中国の『外商投資産業指導目録』の改訂は今回が5回目で、毎回、市場参入の範囲拡大と外資構造の合理化が重点に置かれている。「中国にはすでに広範囲、多層的、全面的な対外開放の構造が形成され、ほとんどの分野が対外開放されている。先進国と比べても、中国の対外開放度は比較的高い」と馬副部長は述べる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月15日