第11回北京国際モーターショー主催側の公式発表によると、23日に開幕する北京国際モーターショーには16の国・地域から2100社以上のメーカーが出展し、展示面積は約20万平方メートル、出展車数は990台となる。うち世界初公開車は89台。ベンツ、ポルシェ、BMW、ゼネラルモーター(GM)、フェラーリ、フォルクスワーゲン(VW)、ホンダ、フォード、トヨタなどの一流メーカーが今回のモーターショーで新車種を公開し、その数は過去最高を記録する。中でも、市場で人気が高いSUVに引き続き注目が集まっている。
20万元台のコンパクト型SUV
上海大衆(VW)「途観」の登場に伴い、RAV4、CR-V、エクストレイル、フォレスターなど価格が20万元台のコンパクト型SUVはかつてない人気を集め、北京モーターショーでもライバルは増えている。
トヨタ 2011年モデルのRAV4
販売予定価格:19-27万元
ライバル車種:大衆・途観、ホンダCR-V
発売時期:2011年4月の予定
見どころ:2011年モデルのRAV4とこれまでのモデルの最大の違いはフロント部分だ。新型モデルはトヨタが最近発売した改良版と似ており、最新のデザインを採用。2011年モデルのRAV4はG-BOOKや、アルカンターラ仕様のインストルメントパネルとシートなど、より豪華な内装となっている。動力システムにも新型エンジンを採用している。