楽観許さぬ中国をとりまく国際貿易・投資環境

タグ: 中国 貿易 投資

発信時間: 2010-04-19 17:13:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

商務部がこのほど発表した「国別貿易投資環境報告2010」によると、国際金融危機の打撃を受けて、国際保護貿易主義が急速に台頭している。中国がまきこまれる貿易摩擦が目立って増加しており、2009年には中国からの輸出商品に対し貿易救済措置としての調査116件が発動され、対象金額は約127億ドルに達した。うち反ダンピング案件が76件、反補助金案件が13件、保護措置案件が20件、特別保護措置案件が7件に上った。昨年、中国の国内総生産(GDP)が世界全体に占める割合は8%、輸出の同割合は9.6%だったが、中国を対象とした反ダンピング案件は世界全体の約40%を、反補助金案件は同75%を占めた。2010年も中国企業をとりまく国際貿易・投資環境は楽観視を許さないものだ。

「人民網日本語版」2010年4月19日

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