グローバル経済の復興や2010年中国上海万国博覧会の牽引効果などを受けて、今年第1四半期(1-3月)の上海港のコンテナ取扱量および船舶出入港数がいずれも目立って増加した。
上海外高橋の出入境検査所がまとめた統計によると、同期の上海港のコンテナ取扱量は648万4千TEU(20フィート標準コンテナ換算)に上り、前年同期比15.5%増加した。3月は237万2千TEUで前年同月比8.6%の増加だった。1-3月の貨物取扱量は1億212万トンで前年同期比35.1%増加し、3月は3722万トンで前年同月比21%増加した。うち同期の散雑貨物取扱量は3911万トンで前年同期比52.3%増加し、対外貿易貨物取扱量は6546万トンで同32.6%増加した。
出入境(港)船舶数は、上海最大のコンテナ集散地である外高橋港区ふ頭を例に取ると、同期にはのべ4449隻に達して同11.6%増加し、増加率は09年以来最大だった。出入境者数をみると、同期はのべ5万2544人で同8.1%増加した。
ますます増加する出入境者や出入境船舶に対し、上海出入境検査所は今後も一貫して質の高いサービスを提供し、上海の都市としての風格や魅力を体現する。また出入境検査機関も管理力や統制力を強化して、上海万博の順調な開催を確保する構えだ。
「人民網日本語版」2010年4月19日