▽実体経済の資金需要を反映
金融は現代経済の血液であり、融資通貨の成長はある程度、マクロ経済の運営状況を反映する。アナリストによると、現在の融資の合理的な成長は、資金に対する市場主体の強い需要を示している。
中国人民銀行がまとめたデータによると、第1四半期、中国の個人貸付は前年同期比4979億元(約6兆8014億円)増の9202億元(約12兆5700億)となった。個人貸付のうち、個人向けの住宅ローンが相当の部分を占めている。
また、広義のマネーサプライ(M2)と狭義のマネーサプライ(M1)がいずれも減少に転じているものの、依然として高い水準にあり、金融が経済に対する合理的なサポートの役割を果たしている。
「人民網日本語版」2010年4月14日