米ニューヨーク証券取引所が19日に発表した統計データによると、今年第1四半期(1-3月)にグローバル資本市場で新規株式公開(IPO)によって調達された資金は547億ドルに及び、前年同期に比べて大幅に増加した。二次発行により資金を調達する企業の数が2倍近くに増えた一方、平均調達額は低下した。
今年3月には世界で112件のIPOが行われ、調達資金は306億ドルに達した。昨年3月の29件、4億5千万ドルに比べて大幅に増加した。今年のこれまでの累計は288件、547億ドルだ。
今年第1四半期の中国は、前期に続いて世界でIPOが最も盛んな国となり、104社が約181億ドルを調達した。調達額2位は日本、3位は米国。前年同期は1位が米国、2位が中国、3位がカナダだった。
「人民網日本語版」2010年4月20日